Hydro Terrarium

How to Build Terra

過去、2度の水槽をセット&リセットしました。今回('03・7)が3度目のセットになりますが
これまでにいろんな失敗をしてきました。

そこで、現時点で自身の反省も含めて失敗しない水槽作り私なりにまとめてみます。
※は必須アイテム

準備するもの
水槽 好みのサイズで(はじめは60cmくらいが良いようです)
フィルター(ろ過装置) レイアウトや水槽サイズに合わせて
底砂 ハイドロサンドが一応お勧め
照明 テラリウムの場合植物に光が必要です
流木(石) 可能であれば一度煮込んだ方が良いでしょう。カビの発生なども抑えられます
塩素中和剤(カルキ抜き) 入れた方が無難です
バクテリア 自然発生よりも確実に(最初だけ)
pH試験紙 水の状態を知りましょう
アンモニア試薬 水の状態を調べます(バクテリア作用の目安になります)
亜硝酸試験紙 水の状態を調べます(バクテリア作用の目安になります)
硝酸試験紙 水の状態を調べます(水換えの時期の目安になります)
バケツ 注ぎ口が付いたものが便利です
水換え用ポンプ 水換え時に便利です
ピンセット 水草の植え込みやごみの撤去など 一本あると便利です
ハサミ トリミングなど
ヒーター 熱帯魚には必要です。26℃に保ちたいです
水温計 必要です
その他
アクアセイフ(テトラ) 良いらしいです
エアレーション 状況により必要


水槽について
まあ、特にどんなものがいいとかはないと思うんですけど、

テラリウムを創るのなら前面カットの物のほうが、創りやすいと思います。
(見た目も良いです)
それからミニ水槽よりも60センチ水槽をお勧めします。
レイアウトを作るのにも良いかも知れません。
小さすぎると自由度がなくなります。
(水の量は基本的に多いほうがいいです。少ないと水質の変化が急激になるので。)
ろ過装置について
底面フィルター+水中ポンプは二度と使わないと思います。

底面フィルターはろ過能力は高いとされていますが、
しばらくすると目詰まりしてきて水流を確保できなくなります。
(陸上部への水回りが悪くなる)
(原因はウールマットとの情報をいただきました。)
水中ポンプはテラリウムのような複雑なレイアウトを組んだ場合
手を入れることが不可能になることが多いのでメンテナンスができません。

渓流」で使用したシステムの底面+外掛けは結構良いと思いますが、
それでも水流は減ってきます。そこで半分残したスリットが生きてきます
外掛け式は私的にはかなり気に入っているのですが、
なにぶん各所に水を回すことができないのが難点です。

次回は底面フィルター+外部フィルターを考えています。

要するにポンプは外に出したいです。
(外部ろ過だとミニ水槽でも水量をかせぐことが出来ますし)
底砂について
ハイドロサンドしか使ったことがありませんが、かなり便利だと思います。
流木のアク抜きは必要ありませんし、陸上部の植物にも栄養が回ります
ペーハーもロックされるので急激な水換えをしなければ問題ありません。

ただし、けっこうもろく崩れやすいので底面フィルターでは必ずといって良いほど
目詰まりをおこします。(原因はウールマットとの情報をいただきました。)


レイアウトについて
Gradenでは、いろんな人工物を使いましたが、絶対やめた方がいいのは
金属製の植木鉢スタンド。 錆びてきます。
プラスチックのかごについては魚が入らないようにするのではなく
自由に出入りできるような工夫をするべきだったと思います。

ただ、基本的にはやはり自然物を使った方が良いと感じています
私は流木を加工してはいませんが、場合によっては崩れないようにしたり
することは必要だと思います。
また、はっきりしたレイアウトの構図があるなら加工しちゃいましょう。
(コーキング材の使用もありです ネジ釘などを使う場合は錆びないようにステンレス製を)

陸上への水回り・植え込み位置なども考慮しながらレイアウトできればベストです
(私にはできませんが)

水について
けっこう重要ですね。
スタート時(魚を入れる前の水)と換水用の水は、作ってやった方が良いと思います
塩素中和剤(カルキ抜き)を入れてよく混和させます
pHも測って水道水の状態も把握しておいた方が良いでしょう。
飼育水のpHも把握しておきましょう。換水用の水とあわせてやる必要があります。
(把握しておくことで、トラブルの対処につながります)
ハイドロサンドを使った場合pHはロックされるはずですので、私は換水用の水を
少しづつ加えるようにしました。

飼育水は腐敗した植物や糞などでアンモニアが増えてきます。
アンモニアは毒性がありますので除去しなければなりません。
これを分解するのがバクテリアです。
分解されたアンモニアは亜硝酸となります。これも毒性がありますが
別の種類のバクテリアにより分解され最終的に硝酸となります。
バクテリアはアンモニアを分解するものと亜硝酸を分解するものとがあります。

アンモニア→(分解)→亜硝酸→(分解)→硝酸

最終的に残る硝酸は無毒とされていますが増えすぎると水が富栄養化し苔・藻の
発生を促進します。そこで定期的な水換えが必要になります。

テラリウムの場合陸上部の植物がこれを吸収する仕組みですが、
そのバランスは難しいと言えそうです。

水の量については多い方が良いような気がします。(多いほうがいいです)

テラリウムのように絶対的に水の量が少ないと水換えもなかなか困難な状況になりますので、できれば補給だけでいきたいですよね。
硝酸試験紙を使えば換水が必要かどうかある程度、判断できると思います。
水換えが必要と判断した場合は、ポンプによる吸出しはあきらめて小さな器か何かで
すくい出すようにしましょう。

見た目の水量を少なくするには底砂を多めに敷くと良いのでしょうが、厚すぎると
ポンプに負担をかける事になるかもしれません。
(底面フィルターを使わなければ問題ないです)

魚を入れる前ですが、レイアウトを組み水草をセットした後
一週間ぐらいそのままにして、一度80%以上の換水を行ないます。
これは、上記に述べたようにバクテリアの作用により
富栄養化した水を一度捨てるためです。
その後 一晩置いてから魚を入れます。

陸上植物について
セレクトと植え込む場所に気をつけましょう。
乾燥に強い植物、水に強い植物など植物の特性を調べましょう。
私が今までに使った植物

○水際系でも大丈夫だったもの
   ツデー
   ドラセナ
   山苔(現在進行形)
○水際でだめだったもの
   紅葉
   プミラ
   デュランタ
   トキワシノブ
○乾燥に強いもの
   アスパラガス
   
魚の導入について
購入した魚はその場でチェックさせてもらいましょう。
というか、ショップの水槽はチェックした方が良いようです。
(各ひれ・口・エラ・体表。等)
購入の際、袋に入れた魚をチェックさせてくれるショップは
信用できるショップという見方もできるかもしれません
ショップ選びは重要です。死んだ魚を放置しているようなショップはいかがなものか

気をつけたいのは導入数と水あわせ。

基本的に導入数は水の量に比例します。あと、ろ過の状況などで左右されます。
基本的な水槽サイズと水の量と導入数について下記に示します

水槽サイズ

水量

小型カラシン等の場合

コリドラスの場合

35センチ

18L

12匹程度

3匹程度

45センチ

35L

20〜30匹

10匹

60センチ

57L

30〜50匹

15〜20匹

90センチ

160L

100匹

20〜30匹

あくまでも参考程度としてください。
テラリウムだと水量は見た目の1/2〜1/3。総水量が5Lになる場合もありえます。
一度にたくさんの魚を入れずに少しづつ、日を空けて様子を見ながら
入れていきましょう。総数は少なめに。


水あわせについて、
購入先の水質と飼育水の水質を合わせてやらないとpHショックやストレスで魚たちを
死なせてしまいます。

購入してきた魚はまず袋ごと水槽に入れて水温を合わせてやります。
その後、飼育水を徐々に袋(もしくは小さな容器に袋の水ごと移したもの)に加えていきます。ほんとうに徐々にやりましょう。丸一日かけるぐらいの気持ちで。

水合わせの方法

水あわせ表

エアレーション
いわゆる「ぶくぶく」なのですが、私は今まで使ったことがありませんでした。
特に必要ではないと思っていたからです。
テラリウムで滝を構成し水が水面をたたくようなレイアウトを構築し生物の数も
少なければ不要なものかもしれません。
しかし、水は陸上植物にいきわたる程度で、魚の数も多めにしたい。となると
必要になるような気がします。

また、CO2を強制添加していない水槽では、CO2の供給にもひと役かってくれます。
木酢液
木酢液の効果は未知数なのかもしれません
アクアな世界では水草の活性化や藻類への対策などに使われます。
木酢液には殺菌効果もあるため魚や、バクテリアへの影響も否めません
そこで、ちょっとした注意が必要になります。
使用用途にもよると思いますが基本的に原液を使用するのは避けたほうが良いです。
(使用量・使用場所によっては可能かと思います)

さて、では何のために使用するかといいますと
私の場合は「藻の抑制」「藍藻対策」に使用いたしましたが
藻に対してはさほど効果は見られませんでした。
藍藻に対してですが「ガラス面と底砂」の間に出た藍藻に対しては
驚くほどの効果がありました。

使用法は3倍に薄めた木酢液をスポイトでガラス面との隙間に注入します。
これだけで絶大なる効果がありました。
(木酢液の使用を推奨するものではありません。使用の際はご自分の責任でお願いします)
藍藻
ドロドロとした感じで水草や石・底砂などどこにでも取り付きます。
スポイトなどで簡単に取り除けますが少しでも残っているとどんどん増えます
アクアテラリウムにおいて陸上の藍藻は比較的、出やすいものと思われます。
流れてきた水がモスなどでよどみ、そこへ藍藻が発生し、爆発的に増える
という図式が成り立ちますので出来るだけ水のよどみは創らないほうが良いようです

ちょっと気づいたことがあります。
うちの水槽で藍藻が発生する時は決まって
駐車場でも藍藻のニオイがするのです。
マンションなのでうちの水槽のニオイというわけではなさそうです。
つまり、藍藻の発生には水槽内の環境だけではなく
気温や湿度・水道水から藍藻の元の混入など外的要因が
大きく影響していると考えられますね。
(04・04・23)

04年藍藻発生で、とある製品を使用しましたところ、それなりの効果が得られました。
オトシン